maemo atomo

Instagram お問い合わせ
2026.01.28
レポート

大阪府助産師会「産後ケアエキスパート助産師講習会」で講義を担当しました

大阪府助産師会が実施されている「産後ケアエキスパート助産師講習会」において、弊社CEOの西山が講義を担当いたしました。

本講習会は、産後ケア事業の実務を担うエキスパート助産師の育成を目的に開催されています。

<目次>
・講義内容
・アンケート結果
・最後に

講義内容

今回の講義では「産後に必要な骨盤ケア」をテーマに、
主に産後リカバリーや運動に関する内容についてお話しさせていただきました。

助産師は学生時代に解剖学については学ぶものの、
「産前産後の運動」について体系的に学ぶ機会は多くありません。

また、学びたいと感じていても
「日々の助産業務に活かせる知識として落とし込むことが難しい」
「身体への理解や、日常的に行っているケアのエビデンスに不安を感じている」
といった声も多く聞かれます。

そこで今回の講義では
運動指導にとどまらず日々の助産業務の中に活かしていけることを大切に

・助産師としての知識や臨床経験
・大学院での研究を通じて得たこと
・スタジオで産前産後の方への運動指導から学んだこと

これらを融合させながら、
基礎的な身体の知識から現場で実践できる具体的な方法までをお伝えしました。

アンケート結果

講義後のアンケートでは、141件のご回答をいただきました。
多くの助産師の皆さまから、日常のケアに直結する学びとして前向きなお声をお寄せいただき、とても嬉しく思っております!

一部を抜粋してご紹介させていただきます。

■具体的な内容ですぐに実践できそう

・とても分かりやすい講義をありがとうございました。すぐに使います!そして初めて骨盤底筋の動きを感じ取ることができ有効な研修でした。

・授乳や抱っこの姿勢、起き上がり方など実践的な内容が、今度に役立ちとても良かったです。

・腰痛や腱鞘炎など、すぐに実践できそうな内容で、受講できて本当に良かったと思います。

・骨盤底筋やリラキシンについて、知らなかった内容が多く、新たな知見が増えました。また、動画を用いて実演がイメージしやすく、具体的な介入について理解することができました。

・妊娠中からの身体づくり、産後の回復のための身体づくりの必要性について、無痛分娩が増える中でより感じていたところでした。わかりやすく、実践しやすい内容でした。

■根拠がわかった

・母親教室などで腰痛体操を指導することがあるので、指導の根拠がわかりとても勉強になりました。

・腰痛の訴えに対して、安易にほぼ全例骨盤ベルトを推奨してしまっていたが、今後は講義で学んだ手順でベルトの必要の適切な判断をしていきたいと思いました。エビデンスを元に具体的に説明していただきありがとうございました。

・妊娠・産後に現れる不調について、根拠をもった支援方法の重要性を知れました。妊産婦を見る目が変わりました!有意義な講義でした。

・産後のマイナートラブル(腰痛や恥骨痛など)「いつごろ治りますかね」と時期を聞かれる事もあり、体操は指導するものの「産前の身体になるまで半年くらいかかるから..」なんて濁す場合もありました。今回の講義を受け、授乳の姿勢や抱っこの仕方などからも情報を拾い、指導する事の必要性も感じました。

■産前産後の不調について

・産前産後のトラブルは予防できるものということに驚きを隠せず、自身も1人目の妊娠時から通っておいたらよかったなぁと感じています。

産前産後の不調があるのが当たり前と考えずに予防やサポートに着目されて活動されており、どこかで当たり前、仕方ないと思っていた自分がいたことに気付かされ考え直す機会をいただきました。

・産後骨盤ケアでは実際に実践してみて、こんなにも変化があるのかと驚きました。産後さまざまな不調があるので、とても参考になりました。

■取り組みへの感想

・身体を整えることや呼吸を整えることは安産にもつながるし、その後の心身の回復にも大きく影響すると思うので、妊産婦さんはもちろんこれから妊娠する前の女性や更年期の女性にもおすすめしたいと思いました。

・「maemo atomo」素敵なネーミング。興味深く聴講しました。利用されている様子や運営について、もっと知りたい気持ちになりました。

・お母さんの不調が少なくなることで育児にも余裕が生まれて精神的にも肉体的にも安心して過ごすことができると思いました。

最後に

産後の女性の身体の回復、こころの安定は
その後の育児生活をスムーズに進めるための大切な土台です。

助産師が女性の身体への理解を深め、運動に関する知識を持つことは
助産ケアの質をさらに高め、女性が安心して妊娠・出産・産後を乗り越えていく力につながると考えています。

今後も私たちは
エビデンスと臨床、そして皆様の生活をつなぐ取り組みを通して、
産前産後のケアのさらなる発展に貢献してまいります。

記事一覧